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*生み出すひとたち。

閉店前に舞い込んでいたハガキの中に、
つみ木のご夫妻、大輔さんと亜紀さんからのお手紙がありました。

ちらりと書かれてあった個展のお知らせに、きっとお伺いしたいと思っていた私たち。
仲良しの264cafeオーナーアベさんのところで、大輔さんのダイニングテーブルを見ていたから、
ほかの作品もぜひ実際に触れてみたかったのです。

今にも降り出しそうな雪をたっぷりと抱えた雲に空一面覆われた、
寒空の京都、同時代ギャラリーへ。

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ドアをのぞくと、亜紀さんがこちらをきょとんとうかがう様子。
開けると、私の視界に先に飛び込んだのはフルール!!(バーニーズの女の子:一見おとなしい)
大きなしっぽをばさばさ振りながら飛びついてくれました。笑

京都に着いていっそうしんと冷えがしみついた体と心を、一気にふっと緩めてくれるような
温かな木に囲まれた空間。

いろいろ話を聞きながら、ひとつひとつの作品を手に取ってみる。
なでてみる。ぎゅっと握ってみる。

なんでこんなに手に馴染むのかなあ・・・と思っていたら、
実際にお二人が使っているものもいくつか持ってきているのだとか。なるほど。

つい5日前に作ったばかり、といういすはちょっと緊張したような雰囲気でそこに座っている。
もう4年使ってるといういすは、そこら中にちいさな傷もあって、いつもそこにある生活を
見せてくれるような表情をしている。

二人の人柄と、生み出すものの表情はとっても似ている。
手をかけ、時間をかけ、向き合ったものの迫力は、確かにそこににじみ出ている。

今回私たちは大切な友人が描いてくれた絵を飾る為のフレームをオーダーしました。
septのカウンターにも飾っていたので、皆さんもよくご存知かもしれません。
出来上がりがとっても楽しみです。

帰り道、いつかAVボードも頼みたいなあなんて、夢(妄想)は膨らんで。
基本的に古い家具にしか興味のなかった私たちですが、彼らの作る家具に触れて、
自分たちだけの為に作ってもらう家具っていうのもまた素敵だなあと、心動かされたのでした。

つみ木の家具展は、13日(日)まで。京都三条御池町同時代ギャラリーにて。
最後は看板娘のこのコを。笑

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日々を愉しむ。

その昔、郊外の住宅地で人々に多く愛された小さなショップを営んでいた夫婦のブログ

暮らしにまつわるつれづれ。



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