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*オキナワ旅日記〜やちむんとガラス。

今回の沖縄では今まで二人では行ったことのなかったところへも
たくさん足を運びました。こどもたちも楽しめる場所へもいろいろ行ってきました。

その写真はまたコーヘイくんにアップしてもらうことにして。
私は今回の沖縄で出逢った素敵なものや、お店などをご紹介してゆきたいと思います。

沖縄には独自の焼き物文化があって、やちむんと呼ばれる陶器があります。
うつわ好きな方ならよくご存知でしょうけれど、私も例外ではなく。
素敵なうつわとの出逢いを求めて、読谷へと向かいました。

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読谷にはやちむんの里があり、沢山の作家さんが窯を共同で運営し、ギャラリー兼工房が
立ち並んでいます。

登り窯と呼ばれる独特の窯は、ここでしか見られない珍しい景色を造っています。
このやちむんの里にはかの有名な沖縄の名匠大嶺さんや稲盛さんの工房もあります。

でも、ここで私が手に取ったものが全部同じ方のもの(失礼ながらそれまで全く知らない作家さんでした)。
すごく素敵で、気付けばコーヘイくんも同じ人のを手に取ってました。

包んでもらっていたら、後ろから来た優しそうなおじさんがレジのおばさんに話しかけていました。
するとおばさんが私に、「あなたー、この人が親方よー。このうつわ作ってんのよー、工房みる?」と
言われてびっくり。「いいんですか?」と言いながら、しっかり後をついていきました。笑

この作家さんは双子で兄弟共に作家として読谷に窯を構えていらっしゃいます。
それにもなんだか不思議な縁を感じてしまって。「案内する人が休みでごめんねえ」と
言いながら、後ろを振り返ってニコニコ笑ってくださって。とっても優しい方でした。

工房でうつわを買う魅力は、作ってる人の顔が見られること。
その息づかいも、工房で感じられること。

読谷の自然の中で、のびのびとした窯が点在しているのをみて、とても穏やかな気持ちになりました。

さて、やちむん以外にも有名なのがガラス。
私がどうしても、訪れたかった工房が読谷にありました。
 
ナビにもでてこない、舗装されていない道を進むとあるギャラリー兼工房。
 
一人の女性作家が吹くガラスに魅せられて、やっとたどりついたところ。
 

この人のガラスの作品を、東京へ出張した時にふと入ったギャラリーの個展案内DMで
目にしたのがいつだっただろう。
全国区の作家さんだなんて(失礼ながら)全然知らなかったのだけど、ただ心が惹き付けられる
ガラスだったので、今回どうしても行ってみたかったのです。

廃ガラスを薄く吹いた、華奢であるようで、質実なガラス。
独特のガラスの解釈の仕方が、作品にそのまま出ていて、今までに見たことないガラス。

いろんな全国の有名ギャラリーにあるみたいだけれど、みよさんのガラスは
沖縄のきらきらした自然の光の下でみるのが一番似合うだろうなあと思う、
そんなガラスでした。ギャラリーも、よいしょ、と腰を下ろしたくなるような飾らない造り。

みよさんご自身、横の工房でガラスを吹きながらも、合間にこどもたちの相手をしてくださったり、とっても自然で気さくな方で会った時から心の距離が近い人だなあと思う方でした。
それに、何よりガラスを吹いてる横顔がとってもセクシーで格好良くて思わず見入ってしまいました。

気に入ったガラスをいくつか抱えて車に乗り込み、少し汗ばむ西日の中、
サトウキビ畑の中を砂けむりをあげながら車で工房を後にしました。
ほかにもまだ行きたい工房は沢山あったのだけど、それはまた次の楽しみに。

ガラスと、うつわと、作家さんたちの素敵な横顔にまた会いにくることを誓って。
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日々を愉しむ。

その昔、郊外の住宅地で人々に多く愛された小さなショップを営んでいた夫婦のブログ

暮らしにまつわるつれづれ。



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