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*入学準備。

お店の片づけが終ったと思ったら、確定申告のまとめ、あと忘れてはならないのが
娘たちの入学準備です。

先日小学校の説明会に行きましたら、必要なものがたーくさん!
これはもうぼちぼちと用意して行かなくてはと、まずは手近なところから、
文房具類を探すことに。

一番始めに選んだのは、筆ばこ。

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さて、まずは選ぶ基準。

やっぱり勉強する時に、しゃきーんと消しゴムが飛び出したり、いろんなところから
引き出しが飛び出すしかけのものは、まだ長時間座ることにすら慣れていない一年生には
あまりに誘惑が多すぎて、気が散ってしまいそう。

女の子の大好きなキャラクターでぴかぴかしてるものも、ついつい隣のお友達と
かわいいねーとぺちゃくちゃおしゃべりが始まってしまいそうです。

シンプルで、機能的で、なおかつ丈夫なもの。
学校に持ってゆく文具を入れる、という目的に即したもの。

そんな訳で、無地のすっきりとしたフォルムのものに決めました。
娘たちそれぞれが自分で好きな色を選びました。

77fddc03.jpeg

必要にして充分。今は必要ないけれど、いずれ使う定規や分度器なんかも入ります。
鉛筆はそれぞれが選んで名前を入れてもらい、はさみや下敷きもシンプルで
機能的なものを選びました。

やはり今時の子、娘たちにも、もちろん大好きなキャラクターがあります。
ですが、親として私もこれは考えるところ。
そういうことはTPOを教えるに良いきっかけかなと思い、実際文房具を選ぶ時になって、
二人に話をしてみました。

学校は保育園と何が違うかな?と聞いてみたら、「おべんきょうをするところ」と答えたので、
そうやね、お勉強にはお勉強にあう道具があるよね。と、話をしました。
そういうやりとりの中で、子供たちなりに理解をしたよう。

プライベートでお友達に書くお手紙やメモ帳などはキャラクターの楽しげなものを。
勉強をしにゆくところには、それに見合ったものを。

やみくもに否定も肯定もするのではなくて、その時に応じて与え方を考えてゆきたいな、と。

多くのものが溢れすぎるくらい溢れている現代の子供たち。
マーケットの最も大きな対象となっているからこそ、豊かさゆえの不必要な誘惑が多すぎて
逆にしらけた貧しさを感じることすらあります。

子供にとって本当に必要なもの、不必要なものをきっぱりと取捨選択すること、
その都度立ち止まって考えてみること。

現代の親に課せられた、昔にはなかった難しくも大切な責任のひとつだと思うのです。


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日々を愉しむ。

その昔、郊外の住宅地で人々に多く愛された小さなショップを営んでいた夫婦のブログ

暮らしにまつわるつれづれ。



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